百折不撓

データ系の新米エンジニアとして戦闘中。

勝つために

 最近、将棋ウォーズで遊んでいる。名前の通り当たり前に将棋を指すのだが、少し変わっているのが持ち時間のルールだ。3通りあり、一つは1手10秒以内に指すルールで短いながらよくあるものだ。もう二つは個人的には変わったルールで、持ち時間10分と3分きっかりですべて消費すると切れ負け。つまり最大でもそれぞれ10x2, 3x2分以内に対局が終わる。
 今まで将棋倶楽部24くらいでしか指したことがない自分にとっては、特に後者2つは、始めた当初その時間設定に、「こんなの将棋じゃない」とイラ立ちを覚えた。棋力の問題もあるが、とにかく時間を使って考えていると負けると言っても過言ではない。1手指すのにもどう頑張っても0.5秒前後はかかり、完全ノータイムでさせないので、仮に何も考えないでまったく意味のない手を指すとしても時間を残しておかないと切れ負ける。
 10分だとまだ考えられるのだが、3分ルールに関してはほぼ負けている。(たぶん)こちらが優勢であっても、切れ負ける。負けは負け。こんなの将棋じゃないとも思っていたが、何局か指しているとそもそもルールが異なるゲームで遊んでいるのだから、その考えはおかしいことに気付いた。負けるのは、将棋ウォーズのルール上、負けと判定される行為を行ったから負けなのだ。
 こんなこと考えるようになってから、将棋ウォーズでは時間の消費はオプションではなくて、ゲームの勝ち負けを直接左右する類のものだと気付き、使い方と時間に対する考え方を試行錯誤するようになった。つまり、“将棋ウォーズ”を指すようになり始めた。ただ、今のところ切れ負けが多い。
 長々と堅苦しく書き下したが、詰まる所、先ほど2戦ほど切れ負けした自分に対する愚痴なのだ。