百折不撓

データ系の新米エンジニアとして戦闘中。

Neutrino Faster than Light

 昨日、大学にてOPERA実験に参加している名大の先生が来られて、最新実験結果も含めて実験について聴講会が開かれた。
 とても眠くてカクンカクン来てしまい、申し訳なかった(一番前に座っていた)。

 時間測定方法は、現在の軌道衛星を用いたCommon-View以外の方法を模索しているらしい(動いている衛星って軌道衛星って言いますよね?)。
 理由としては、今の方法だと同期の際に信号が電離層を通過するので、そこでのエラーが気になるとの事。
 しかし、①静止衛星を用いた方法だと、ここでのエラーが小さくできるらしい(確かこの方法は、金がかかるはず)。
 もう一つは、②通信ケーブルを用いた方法。たぶん、ネットワークを用いた方法の事を言っていると思うのだけれど、一般的に使用されているネットワークって時間分解能が実験に必要な程度であったか疑問に思う。

 因みに最新実験結果では、『ニュートリノの生成した(開始)時間の測定方法が甘いんじゃないか?』って反論に対したもので、「もう少し精度良く計ってみました。やっぱ結果同じです。」というものであった。
 なので私見では、時間測定方法が焦点になってくるのじゃないかと思われます。