百折不撓

データ系の新米エンジニアとして戦闘中。

T Board

 今使っている読み出しの為のボードは、初めて実験グループ内で話に上がった時にはまだ名前がなくて、僕が研究していく事になったのでT Boardとか呼ばれたりしている。
 実際はちゃんとした名前があるのだが、まぁ方言みたいなものだ。
 
 先日、それっぽいピークが見えたと書いたが、どうやらあれはノイズだけを拾っていたようだ。というより、H.V.が僕が考えていたより低かった様でシグナル自体が出ていなかった様子。何がどう間違っていたかと言うと、測定器のデジタル表示より約4V程、実際に印可されている電圧が低かった。
 一つ一つ確かめて、原因を探らないと時間の無駄だ。困難は分割せよと学んだ。

 今はそれを加味した上で、スペック表に記載されている値程度の電圧をかけているので、オシロスコープでもちゃんとMPPCからの信号が見れる。
 しかしまたもやノイズも見えてしまっているので、どこかでノイズが乗っかっていると思われる。おそらく、僕がシグナルと信じていたノイズが乗っかっているのではないか。信じたって何にもならないので、徹頭徹尾考えなくてはならない。

 ノイズが乗れば、ROCKならとても良い音が出てるんだろうが、残念ながらROCKじゃないので良いもクソもない。
 何処にROCK馬鹿がいるのか探さなくてはならない。

 そうそう。あと最近言われて納得したのですが、PCとかの起動ボタンって「○」に「|」が脳天から刺さっている様なマークですよね。あれについて、『0と1を表しているんだろ』と言われて、なるほどと思いました。そうなんですかね?