百折不撓

データ系の新米エンジニアとして戦闘中。

悔しい

 つい先ほど自転車乗って青信号になった横断歩道を渡ろうとしたら、交差点を右折しようとしてきたタクシーに轢かれそうになった。
 僕が渡り始めるのとほぼ同時に、そのタクシーも交差点に進入し始めるくらいの間隔だったと思う。
 横目で見ながら、「エラいスピードで曲がってくるな。あれ、変だな。おかしいな。煽られているのかな。変だな。おかしいな。全然スピード緩めないな。」とか思っていたら、危うく自転車の後輪を弾き飛ばされるところだった。流石にカチンと来たんだけど、そのタクシーがスピード緩めた後、すぐにスイーっと行っちゃって、そのままその怒りを流してしまった。怒っておけば良かった、と今更後悔している。

 その出来事の前に、既にイライラしていた。
 対向してきている歩行者たちが、明らかに僕が目に入っているにもかかわらず、そのスクラムを崩してくれなかったのだ。要は、何で道譲らん。そんな狭いとこ自転車で通れるわけないだろ。とイライラしていた。
 歩行者優先とは言うけれど、自転車が対向してきているのを確認していて、避ける為に必要な時間とスペースがあるにも関わらず、危険を回避しない歩行者とは何ぞや。
 そんなわけで、タクシーに轢かれそうになる前からとてもイライラしていた。

 もう一つ腹が立つと言うか悔しいのは、エラいスピードで曲がってくるタクシーを確認していたにも関わらず、横断歩道を渡っているからといって、「まぁ、横断歩道の前でスピード緩めるんだろう。」と、呑気に構えていた自分が情けない。
 まぁ、轢かれていたらタクシーが出していたスピード的にも注意不足とかで、向こうが大部分悪い事になるんだろうけれど、ヘラヘラしていた自分が情けない。

 とにかく、そんなこんなで今、僕はとても腹が立っている。

 ざっと読み返してみると、僕が自転車で横断歩道を渡っている時の感覚で、道を譲らない歩行者たちもいるのかなぁ。